どうも、ITマスターです。

今日もDr.HOUSEを見てまして。
もうシーズン7の11まで来ました。

日本のドラマはドロドロした現実に近すぎ、またテーマのスケールが小さく感じ、あまり見ないのですが、その点海外ドラマは制作費をかけられる云々を差し引いても、日本人には作り出せない、分かる人に分かってもらえれば良いという、独特の空間があります。

それはターゲットをある程度絞らないと、多チャンネルで生き残れないという環境的な要因もあるとは思いますが、やはり、数人が脚本を担当する辺りも、角度視点の変化を生み、飽きさせないのかもしれません。

さて、そんな海外ドラマの中でも、かなりハマったのがスタートレックヴォイジャーとDr.HOUSE。スタートレックシリーズの他のバージョンはあまり面白く感じなかったのですが、ヴォイジャーは未知なる宇宙域に飛ばされ、探査するシリーズなので、人間の常識はあくまでも人間の…だったり、そんな話し合う事さえ難しい相手とも、地球に帰還するためにギリギリの交渉を行い、時には強引に出て衝突する事も厭わない…

実際は現実的な人間社会を描写しているのですが、ただ、仮想的な未来宇宙を題材にする事で、SF的な面白さが組み合わさり、飽きさせません(^_^)

オススメです。

他にも恋する十字架バフィーなんてのも見てましたが、基本、超常現象とまでいかなくても、非日常の環境下でのテンポの早い構成に私は引き込まれる様です(笑)

そんな海外ドラマの中でも、ものすごい引き込まれ方をしたのが、Dr.HOUSEです。

ERはまだこれから観るので、ERについては私の感想では無いのですが、ERとの違いは、医療そのものをターゲットにしたそれに対し、Dr.HOUSEはかなり人間の孤独感そのものにスポットを当てている…

脚本も超現象的なものを取り入れ、尚且つ天才的診断力を持つその所以はアウトロー過ぎて尚且つ孤独で捻くれているからこそ、普通の人間には思いつかない発想をして命を救う…

しかしそれは100%ではなく、やはり気付くのがほんの数分遅れただけで救えなかった命もあり、その時のHOUSEの落ち込み様も哀愁さえあり、深いです。

またHOUSE自身も過去、誤診により血栓の発見が遅れたことで右足の筋肉を失った経緯があり、杖をついて歩き、その後遺症により慢性的な足の痛みに苦しみ、鎮痛剤のバイコディン(麻薬性)を常用し、その依存症に苦しみながら…という、とにかく身体的な痛みと心の闇と戦いながら解決して行くという、天才医師的なドラマでは、なかなかないストーリーとなっています。

脚本等このドラマの根幹部を、ほとんど女性のスタッフが担当してるのも、この作品が他の作品とは明らかに違う繊細さを出せている要因かも知れませんねf^_^;

分析して考えて結果を求め、人とは少し距離を置き…そんなHOUSEに惹かれるかどうか、万人にウケるとは思えませんが、ドラマとしては最高の出来じゃないでしょうか♪( ´θ`)ノ

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